みかん染は、みかんの枝葉をつかった草木染です。
素朴な味わいを出すためには、ほとんどの工程が手仕事となります。
その工程についてご紹介します。

みかん染の工程1
枝葉を煮だす


枝葉を煮だす

みかんの枝葉を煮出して染液をつくります。
この写真は、40㎏の材料を煮出用の袋に入れて、温度管理をしながら染め液をつくっているところです。
段々と濃い色の染液ができてきます。

みかんの枝葉を煮出して染液をつくります。
みかん染の工程2
媒染


媒染

染める糸や布は、ムラにならないようあらかじめ水に浸しておきます。
その後、媒染液に浸します。

染める糸や布は、ムラにならないようあらかじめ水に浸しておきます。その後、媒染液に浸します。
みかん染の工程3
枝葉を煮だす


温度と時間に注意し染液につけます。
ムラにならないようにかき混ぜながら染めていきます。

みかんの枝葉を煮出して染液をつくります。
みかん染の工程4
繰り返す


繰り返す

染液の工程が終わったら、搾って干します。
染め色の深さ、風合いなど目指す色を出すためにこの染めと干す工程を何度か繰り返します。

染液の工程が終わったら、搾って干します。染め色の深さ、風合いなど目指す色を出すためにこの染めと干す工程を何度か繰り返します。
みかん染は、時間と手間暇のかかる染色方法ですが工場の大ロットでの生産では出せないあたたかさと風合いのある色に仕上がりこれらの糸や生地からつくられる品々もまた、魅力的な製品となります。

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